

オキナワ
リズム&ドラム
ワークショップ
演奏をもっと自由に、
音楽をもっと豊かに。
〜リズムの仕組みを、感性と理論の両面から〜
紹介
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🔸なぜ沖縄で?
沖縄でワークショップを開こうと思ったのは、これまで国内外でプロとして活動してきた経験をシェアしたいと思ったからです。
国や地域によって「リズム」のとらえ方が違うと感じていて、その気づきを出身地である沖縄で共有したいと考えています。
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🔸内容について
僕はアメリカでドラムを始めました。当時から黒人音楽が好きで、素晴らしいドラマーたちに囲まれながら、どうやって自分の仕事を得ていくかを必死に考えていました。
そこで大きなテーマになったのが「リズム」です。向こうではよく「グルーヴ」や「ポケット」という言葉が出てきますが、これは理屈よりも感覚に近いものです。
ただ、それだけでは不十分です。論理的な理解、たとえば「パルス」(BPMやテンポ)を理解することで、演奏がうまくなるだけでなく、人を支えたりアンサンブル全体を良くすることもできます。
つまり、リズムを感覚と理論の両面から捉えることで、相手を思いやれる、よりよいアンサンブルにつながると考えています。
僕自身、「グルーヴ」は自分で探すものだと思っていますが、パルスの理解については、自分なりの理論を積み上げてきました。
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🔸質疑応答形式にした理由
このワークショップはドラマーだけでなく、ボーカルや他の楽器の方も対象です。
なぜなら、リズムに関する悩みの多くは「感覚的な部分(グルーヴ・ポケット)」と「論理的な部分(パルス)」のどちらか、またはそのバランスにあるからです。
一人ひとりの質問に答えていくことで、自分の悩みだけでなく、他の人の悩みからも「共通点」や「ヒント」を見つけてもらえると思います。
ちなみに、ドラムに関する質問だけでもOKです。その場合は「体の使い方」や「重心」の話をすることが多くなると思いますが、それは他の楽器にもつながる部分が多く、「なるほど」と思ってもらえるはずです。
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講師
中村アキラ / Akira Nakamura
沖縄県那覇市首里出身のドラマー/作曲家/ミュージックディレクター。バークリー音楽大学パフォーマンス科を卒業後、アメリカでプロキャリアをスタート。その後、中国、東京、ドイツを拠点に国際的に活動を広げ、各国でミュージックディレクターとしても活動してきた。
演奏にとどまらず、作曲・アレンジ・プロデュースも手掛け、「ジャズイン南城」や「なはーとジャズマンス」のプロデューサーを務めるほか、全国各地でリズムやアンサンブルに特化したワークショップを開催。これまでに上原ひろみ、デビット・フュージェンスキー、サム・キニンジャー、久保田利伸、ハナレグミ、JUJU、三浦大知など、多彩なアーティストと共演している。
近年はソロ名義 akira.drums として活動を本格化し、Copenhagen Jazz Festival、World Music Festival @ Taiwan など海外フェスティバルに出演。国際的な経験を背景に、独自のリズム感覚とサウンドで注目を集めている。
ワークショップ実績
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長野 Groove Jam Camp(2015年)
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ステージラボ静岡セッション(一般財団法人地域創造主催、2013年)
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中村亮リズムワークショップ:東京(2014–2015年)、福岡(2015年)、名古屋(2013年)
対象
🔸ドラマーはもちろん、リズムに関心のあるすべての方。
年齢制限は特に設けておりませんが、ご自身で考え、受け答えができる方を推奨いたします。